ペットが年をとった時のことを、想像してみましょう。
みなさんの飼っているペットは、何才ですか?人と比較すると、犬は4倍ほどの速さで年をとり、猫は5倍ほどの速さで年をとるそうです。種類により、また、個体により差はありますが、犬や猫の平均寿命は10〜15年といわれています。
日本は長寿社会していますが、飼っている犬や猫も同様に長生きしているようです。自分と同じ年に生まれたペットは、自分より先に年をとり、老後を迎えます。ペットの老化は7歳を過ぎるころから始まるといわれ、この頃から視力や聴力などの衰え、足腰が弱くなり散歩を嫌がるなどの老化現象が出てきます。また、認知症が現れる場合もあり、飼い主の呼びかけに反応しなくなる、夜鳴きが増える、近所を徘徊するなどの行為が目立つようになったきたら、認知症が疑われます。こういった病気を防ぐには、早期発見・早期治療が大切です。
ペットの高齢化が進んだ理由は、ドッグフードやキャットフードなどのペットフードの質が良くなってきていることと、獣医療が発達していることなどによるものです。ちなみに、老犬介護用品が売れており、おむつパンツや歩行を補助するハーネスの使用など、人間の介護と変わりありません。老化への対処方法は、人間の場合ととてもよく似ています。ペットを飼っているご家庭は、おじいちゃん、おばあちゃんより先に、ペットの介護という問題に向き合う日がくるでしょう。